国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任は7月18日、先の習近平・国家主席の講話精神に関するリモートセミナーで講演した。同日の香港メディアによると、夏主任は習主席の講話を読み解く講演で「反中乱港・乱澳分子はまだ諦めていないことを香港マカオ市民全員が警戒しなければならない。関連勢力に対して打撃を与え、隙を見せず、米国・西側の外部勢力と断固戦い香港マカオを守らなければならない」と述べた。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長はセミナーに出席した後、夏主任の講演内容を解説。「夏主任の発言は、香港がこれから険悪な国際情勢に直面する可能性があることを示している。米国・西側の中国に対する圧力がレベルアップし、香港が圧力の対象になることは避けられない。香港版国家安全法と選挙制度改善の措置があるとしても、米国・西側は引き続き香港で撹乱と破壊を行い、国際舞台で絶えず香港のネガティブキャンペーンを行い、制裁手段を通じて特区政府の施政を妨害し、愛国パワー建設を損なわせようとする」と説明した。

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