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香港―政治

香港マカオ弁公室主任が重要講話

国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任は12月6日、『香港参与国家改革開放志』出版セレモニーと『粤港澳大湾区志』協力覚書の調印式にリモートで出席しスピーチを行った。7日付香港各紙によると、夏主任は19日に行われる立法会議員選挙について、「愛国者治港」の原則を実現し、香港の実際の状況に応じて民主を発展させ、香港統治の新局面をつくりだす重要な意義を持つと指摘。「愛国者治港」は「香港独立」分子や「反中乱港」分子が統治の枠組みに進入するのを排除する以外に、政治参加の幅は広く舞台は大きいと強調した。「愛国者治港」は議会を一色に染めるものではなく、階層、分野、職業、種族を問わず参加の機会があり、身分の多様性を備えているほか、いかなる思想観念、政治姿勢、宗教信仰、利益の要求を持っていても参加の機会があると説明した。また夏主任は「香港は過去長らくやみくもに西側式民主を追求してきたが、実際に香港社会にもたらしたのは真の民主ではなく社会の分裂や無秩序化、経済のアンバランス、統治失効の危機」と批判した。

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