香港中文大学(中大)は2026年から2030年までの戦略計画を発表し、今後5年間の発展の青写真を示した。8月6日の香港メディアによると、同計画は国家の「第15次5カ年計画」や教育強国建設計画綱要に連携し、「一校両園」(深センキャンパスと香港キャンパス)の体制と伝統的強みを活かし、粤港澳大湾区の競争力向上に貢献することを目指す。
戦略計画には、人材の誘致・育成、大学の拡充、グローバルな連携と同窓生の結束、教育と学生体験、研究と革新の5つの重点分野が設定されている。中大は、競争力のある給与・福利厚生制度と研究環境を維持するための定期評価や昇進制度の改善、気候変動対策と持続可能なキャンパス実現のための段階的炭素削減計画の策定(国家・香港のカーボンニュートラル目標に貢献)を盛り込んだ。
同計画では、国家の教育・研究・デジタル変革戦略に連携することも明記。教養教育を刷新し、中国の国際機関での役割や「一帯一路」イニシアチブ、持続可能な開発への取り組みなどを教える新たな国家理解コースを全学生に必修化する。
また、中大は白石角駅隣接の第39区に新たな大学院生専用のカレッジ(第10番目のカレッジ)を建設し、2028年初頭の完成・入居を予定。同区には中大医学部の新しい教学研究複合施設も建設され、800人以上の教員・研究者を収容し、来年には完成する見込みである。
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