半世紀の歴史を持つ香港中文大学の学生会が10月7日、解散を発表した。8日付香港各紙によると、中文大学学生会の内閣である学生組織「朔夜」の内閣選挙での立候補宣言が違法行為を鼓吹していたことから、学校側は2月、学生会と一線を画すと発表。制裁として学生会を独立社団として登記し自身で法的責任を負うことを要求するなど5大措置を提示した。過去8カ月の一連の騒動を経て、学生会は10月7日に声明を発表。9月10日に連席会議を召集し、代表全員の辞任と学生会開催の議案を承認すると発表。香港で初めて主体的に解散を決定した大学の学生会となった。
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