ある教育機関の調査で香港市民の英語能力は世界で32位であることが分かった。11月16日付香港各紙によると、英孚教育(EF)は最新の「英語能力指標」を発表。調査対象は112カ国・地域で、英語を母語としない約200万人の英語の読解力とヒアリング力をテストしたデータを分析した。香港は世界で32位で、アジアでは4位。昨年より1ランク上昇した。同機関は香港の競争力は「2文3語」(文字言語は中国語と英語、口頭言語は広東語、標準中国語、英語)と指摘した。一方、香港のライバルであるシンガポールは6ランク上昇し世界4位、アジアで1位となった。アジアで2位はフィリピン、3位はマレーシア。中国本土は世界で49位、アジアで7位となっている。
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