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香港―社会

香港公園でフレグラントフラワーの展覧会

来る9月20日から香港公園のフォースゲート温室で豊かな香りが楽しめる花(フレグラントフラワー)をテーマにした展覧会が開催される。芳香で知られる花にはモクレン科、キョウチクトウ科、モクセイ科など多くあるが、今回展示されるのは約40種のさまざまな植物で、その数は700株以上に上る。例えば、茉莉花(アラビアジャスミン)はフィリピンとインドネシアの国花としても知られ、家で育てるのに適しているそう。また、芳香を持つ白い花はお茶としてもポピュラーだ。ミカンに似た白い花をつける月橘(九里香、オレンジジャスミン)は、強く硬いを持つ枝や茎を伸ばすので、一般的に生垣などの植栽に向いているという。フレッシュな香りが特徴のサンユウカ(狗牙花、クレープジャスミン)は観葉植物やガーデニングによく使われている。日本でも秋の風物詩としておなじみのキンモクセイ(桂花)は故郷を思い出す香りで、黄色く小さな花はお酒やケーキの材料にも。バナナのような濃密な香りを醸し、淡い黄色い花を咲かせるカラタネオガタマ(バナナシュラブ、含笑花)は、花弁が完全には開かないその姿からこの中国名が付いたのだとか。今回は花の展示のほか、その特徴や栽培方法とポイント、増やし方などを解説するボードも設置される。会場はセントラルの香港公園内にあるフォースゲート温室。会期は9月20日~10月31日、開放時間は9時から17時、入場無料だ。(写真・政府新聞処)

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