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香港―経済

香港国際空港、2月の貨物取扱量は23%増

香港空港管理局(AAHK)は3月12日、香港国際空港の2021年2月の利用統計を発表した。2月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ23・3%増の31万トン。依然カーゴサービスの需要は大きく、貨物機の離発着数は4615回に上り、前年同月に比べ36.8%増加した。2月の旅客数は同97・5%減の延べ4万7000人で、離着陸数は同53.0%減の8475便だった。一方、昨年と今年は旧正月の時期が異なるため、今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。今年1~2月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ17・9%増の71万9000トン。貨物取扱量が前年同期よりも増加したのは主に輸出が増加したことによる。しかし旅客機の減便によって積載容量が不足して再輸出は二桁の減少となった。全体としては、北米、中東、欧州向けの貨物取扱量の増加が最も目立った。1~2月の旅客数は同98・4%減の延べ11万8000人。離着陸数は同61.3%減の1万9840便だった。旅客数の減少は、新型コロナウイルス感染拡大により香港居民以外の入境規制や各地の入国規制、検疫措置が続き、香港市民の海外旅行やトランジット客が大幅に減少していることによる。

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