12月24日からクリスマス連休が始まり旧正月も迫る中、香港の社交距離措置の緩和に伴い海外旅行を予約する市民が増えている。25日付香港各紙によると、香港国際空港では24日、多くの市民がチェックインカウンターに行列をつくり搭乗手続きを行った。特区政府運輸及物流局の林世雄・局長は公式ブログで、過去1週間(16~22日)の空港経由の出境者数は前週(9~15日)に比べ約30%増の19万人に上ったことを明らかにした。空港内の店舗責任者は、「0+3」政策が実施された後に空港の人の流れは増えたものの、現在の約半分にすぎなかったと指摘。5列あるフライトスケジュール表示板も2列しか表示されておらず、出入境ゲートも片方しか開いていなかったが、12月に入ってから全開となったという。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。