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香港―社会

香港市民が東南アジアで行方不明

最近、台湾市民や香港市民が騙されてカンボジア、タイ、ミャンマーなどの東南アジア諸国で監禁されて違法な仕事に従事させられていることが社会の注目を集めている。8月17日の香港メディアによると、外交部駐港特派員公署はこの問題に回答。同署は香港にかかわる領事保護を高く重視し、入境処の在外香港住民サポートワーキンググループや関係諸国の大使館などと緊密に意思疎通を図り、行方不明者を積極的に捜索しているという。同署は、目下ミャンマーの安全状況は複雑であるとして香港同胞に警戒を促し、ミャンマーに赴くことやネット詐欺、賭博などの違法活動にかかわらず安全を確保するよう呼びかけた。入境処の在外香港住民サポートワーキンググループによると、1月から現在までに17人の香港市民がタイ、ミャンマー、カンボジア、ラオスで行方不明になった疑いがあり、家族が助けを求めているという。その後12人は安全に現地から離れたことが分かった。警察には1月から現在までに12件の救援要請が寄せられ、求職または出会い系サイトなどで騙されて海外で監禁されているという。

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