多くの人が東南アジア諸国に人身売買された事件が世界を驚愕させている。8月19日付香港各紙によると、ある香港市民はカンボジアやミャンマーに人身売買され、詐欺などの不法行為に従事させられ、ひいては非人道的な待遇を受けて生死が不明となっている者もいる。特区政府保安局は18日、年初からこれまでに騙されて東南アジアに送られた香港市民20人から救援要請が寄せられていることを明らかにした。うち10人は香港に戻り、2人は現地にとどまっており、8人はミャンマーで監禁されているという。政府はすでに部門をまたいだタスクフォースを設置し、8人を救出して香港に帰還させる方法を検討している。

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