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香港―芸能

香港政府出資の映画、プレミア上映

電影発展基金(Film Development Fund =FDF)傘下の「電影製作融資計画(Film Production Financing Scheme)」が出資して製作された映画『阿媽有●第二個(Mama’s Affair)』が8月10日晩、香港でプレミア上映された。同日付政府公報によると、香港特区政府は2005年からFDFへ計15億4000万ドルを投じ、多くの映画製作や映画関連プロジェクトを支援してきた。2007年からこれまでにFDFは57個の映画製作に資金を提供し、その額は合わせて2億1657万ドルに達する。そのうち、この『阿媽有●第二個』は製作の総支出が約1000万ドルで、政府による融資金額は400万ドルに上るという。彭秀慧(キーレン・パン)監督が脚本、プロデュースを手掛け、毛舜筠(テレサ・モー)、姜濤(キョン・トー)、柳應廷(ジャー・ラウ)が主演しており、母親、妻、キャリアウーマンという3つの顔を持つ1人の中年女性が問題にぶち当たり、最後はどのように家族との関係を修復していくかが描かれている。彭監督のほかにもう1人、霍汶希(マニ・フォック)氏がプロデューサーを務めることも注目を集めた。霍氏は俳優・歌手の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)を長きにわたって支えた敏腕芸能マネジャーとしても有名だ。【●=口へんに左】

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