民主派の教育関連団体である香港教育専業人員協会(教協)は8月10日、解散を発表した。11日付香港各紙によると、教協の馮偉華・会長は「現在の社会、政治環境の変化は大きくて速すぎる。教協は先行きが見えず、ますます大きくなる圧力に下で解散を決定するしかなかった」と釈明。解散のスケジュールを明確にしなかったものの、会員の資料はすべて破棄することを承諾した。特区政府教育局が協力関係の打ち切りを発表した直後、教協は中国歴史文化工作組を設置することや問題の教材を棚から下ろすなどの措置を講じたが、1週間足らずで解散を発表することになった。旺角、銅鑼湾、●湾の3カ所のクラブハウスは当面サービスを維持するが、商品は品切れ次第営業を終了するため、10日には200人余りの会員が旺角と銅鑼湾のクラブハウスに押し寄せた。中医・西洋医医務センター、物理治療診療所は段階的に運営を停止するという。【●=草かんむりに全】
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