新型コロナウイルス感染拡大予防措置のため昨年12月2日以降ずっと映画館の休業が続き、映画業界は大きなダメージを被っている。そんな中、チムサーチョイの星光大道(スター・オブ・アベニュー)のそばにある映画館「K11 Art House 」の運営会社が変わることが分かった。1月27日付香港各紙によると、同映画館はこれまで「UA Cinemas」が運営してきたが、豊徳麗集団が5600万ドルを投じて同所物件の賃貸契約を買収すると発表。UA Cinemasによる運営は2月28日までで、3月以降は新たな運営会社の下、営業を続けるという。2019年8月にオープンした「K11 Art House 」は、広さが約6万4000平方フィートという香港最大規模の映画館で、館内には12のシアターを備え、総座席数は1700席以上を有する。香港で初めて「IMAX Laser」の放映システムを取り入れたことでも話題を呼んだ。
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