特区政府創新及科技局の薛永恒・局長は先ごろ新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行が落ち着いた後、できるだけ早く健康コードを開始すると述べていたが、消息筋は早くて9月下旬に始まることを明らかにした。9月8日の香港メディアによると、検査業界では現在、数百万ドルを投じて新たな設備を導入し、実験室を拡張する企業もある。ある民間病院では米国から500万~600万ドルの全自動検査設備を導入し、1度に380個のサンプルを3時間で検査することが可能だという。薛局長は8月30日、早ければ2週間後に健康コードが開始できるが、実施はさらに待たねばならないことを明らかにしていた。特区政府は新型コロナ流行状況の安定が確認できてから広東省政府とマカオ特区政府と健康コードについて検討し、できるだけ早く3地の往来と経済活動を回復させる考えだ。
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