香港空港管理局(AAHK)は3月17日、香港国際空港の2025年2月の利用統計を発表した。2月の旅客数は前年同月に比べ7・0%増の約450万人に達した。離着陸数は2万9075便で、前年同月に比べ5・2%増加した。昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。1~2月の合計では、旅客数は前年同期に比べ17・3%増の約980万人、離着陸数は同11・2%増の6万2735便に達した。乗り換えやトランジットの客が同36%増、旅客全体では同15%増加し、中でも東南アジア、日本を往来する旅客が目立った。中でも旧正月期間中の2月2日は19万5000人を記録し、単日(1日)の旅客数としてはコロナ禍以降で最多となった。旅客数のピークはすでにコロナ禍前の水準まで回復したといえる。1~2月の航空貨物取扱量は前年同月比2・2%増の71万8000トン。すべての種類の貨物がいずれも伸びており、中でも再輸出は同9・6%増加して伸び幅が最も大きかった。貨物量全体では増加が目立ったのは欧州、中東を往来する貨物だった。2月だけで見ると、航空貨物取扱量は32万4000トンで、前年同月と同じだった。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。