香港空港管理局(AAHK)は1月21日、香港国際空港の2024年12月および24年通年の利用統計を発表した。12月の旅客数は前年同月に比べ18・3%増の約510万人に達した。旅客全体が増加して、中でも東南アジア、中国本土、日本を往来する旅客が目立った。離着陸数は3万3550便で、前年同月に比べ12・5%増加。コロナ禍前の水準に近づき、中には単日(1日)の離発着数がコロナ前の水準を超えるまで回復した日もあった。12月の航空貨物取扱量は前年同月比6・6%増の44万6000トン。うち、輸出は同6・8%増加した。貨物量全体では増加が目立ったのは欧州、北米、中東、豪州を往来する貨物だった。一方、24年通年の旅客数は前年に比べ約34・3%増の5310万人、離着陸数は同31・6%増の36万3305便、航空貨物取扱量は同14・0%増の490万トンだった。貨物量の増加は24年通年の輸出が前年比20・2%増加したことが主因で、増加が目立ったのは欧州、北米、中東を往来する貨物だった。

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