香港総商会の梁兆基・総裁はテレビ番組に出演し、今年の経済見通しについてコメントした。7月31日の香港メディアによると、梁総裁は今年2月に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波とロシア・ウクライナ戦争が始まった際、香港の今年の経済成長率予測をすでに1.2%に下方修正したが、状況は想像より長引いていると指摘。このため今年上半期はマイナス成長になるとみる。現在の経済状況に良い情報が見られておらず、第4四半期に全面的に出入境が再開されたとしても外部要因が不安定であり、最近の輸出も鈍感していることから下半期の経済も楽観できないとの見方を示した。下半期に一部軽微な成長が見られたとしても、今年通年の経済成長は再びマイナスになると予測している。
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