香港航空の地上勤務職員の男性(27歳)が6月24日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)L452R突然変異ウイルス株に感染していることが確認された。25日の香港メディアによると、特区政府衛生署と香港理工大学は同日、男性がデルタ変異種ウイルス株を保有しており、香港で初めてコミュニティーで発見された同ウイルスの感染経路不明ケースとなる。衛生署は男性と先に確認された流入ケースのDNA配列を比較したところ、インドネシア家政婦3人と合致したことが示された。家政婦らが香港に到着してサンプル採取を行った当日、男性も臨時サンプル採取センターで仕事をしていたことが分かった。このため空港で感染した可能性が高いとみられる。

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