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香港―政治

香港衆志の黄之鋒氏と周庭氏が逮捕

香港衆志は8月30日、SNSで黄之鋒・秘書長とメンバーの周庭氏が警察に逮捕されたことを明らかにした。

同日の香港メディアによると、警察は6月21日に発生した警察本部の包囲事件で黄氏という男性と周氏という女性を「許可を得ていない集結に他人を参加させるのを扇動」「許可を得ていない集結に明らかに知っていながら参加」の容疑で逮捕し取り調べを行っていると発表した。黄氏という男性にはさらに「許可を得ていない集結を組織」の容疑も加えられている。

黄氏は30日午前7時半ごろにMTR海怡半島駅に向かう途中で突然、自家用車に乗せられ、警察本部に連行された。周氏は大埔の自宅で逮捕された。香港衆志の鄭家朗・副主席は「政府の白色テロ」と批判している。

また香港民族党の陳浩天・前召集人は29日、SNSで香港国際空港で出境しようとした際に拘留されたことを明らかにした。陳氏は東京へ向かおうとしていたが、香港警察有組織罪案及三合会調査科の処理している案件に関連して逮捕。「暴動参加」と「警官襲撃」の容疑となっている。8月初めに火炭で攻撃性武器や爆発物が押収された際に陳氏も逮捕されていた。

さらに香港大学学生会の孫暁嵐・元会長も29日、自宅で逮捕されたことが分かった。7月1日の警官隊との衝突と立法会議事堂への強行進入について、もう1人の女性とともに「毀損策謀および財産損壊」「会議場の範囲に進入・滞在」の容疑で逮捕。また熱血公民の鄭松泰・議員も天水囲で逮捕された。

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