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香港―経済

香港行き待機中の家政婦7000人

香港特区政府は今週中に新型コロナワクチンを接種済みのアマ(外国人家政婦)を順次来港させる手はずを整える。8月24日の香港メディアによると、政府は400室を提供する特定検疫ホテル1軒をすでに物色しており、家政婦が香港到着後に21日間の検疫を受けさせるという。その後、検疫ホテルをもう一軒手配することになっているそうだ。香港僱傭公會の陳東風主席は、自然に流出した家政婦の人数を除いた場合、香港への渡航を待機中のフィリピンとインドネシアの家政婦は合わせて6000~7000人いると予想されると指摘。もしも彼ら全員を3カ月内に何度かに分けて来港させるには、当局は少なくとも1000室を手配することが必要で、そうなるとホテル3軒相当になるという。陳主席は、当局は異なる家政婦仲介会社の家政婦の来港について公平に手配しなくてはいけないとコメント。例えば来港は申請した順番に則ったり、検疫ホテルの特定料金を規定し、時価にならないようにすべきと話している。一方、香港人力資源仲介協会の主席で家政婦仲介会社の責任者である廖翠蘭氏は、自分の会社だけでも香港行きを待っている家政婦が300~400人いるため、もし検疫ホテルが1~2軒だけだったら少なすぎると指摘する。また、雇用主は高価な航空券代とホテルでの検疫費用の負担が必要になるだろうと話している。

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