民主派団体の民間人権陣線は国慶節（建国記念日）に当たる１０月１日のデモ行進を計画していたが、警察から反対通知書を受け取った。９月２５日の香港メディアによると、民間人権陣線は先に警察にデモ行進の申請を提出し、２４日に警察と具体的な交渉を行った。デモ行進はもともと１０月１日午後２時にスタートし、銅鑼湾東角道からセントラル遮打道歩行者天国まで行進する予定だった。警察は反対通知書で「５人以上の集まりが禁止されている下では公衆デモ行進は免除されない。大規模なデモ行進を挙行すれば参加者と市民の感染リスクが拡大する」と指摘。さらに民間人権陣線は昨年６月から多くの公衆集会とデモ行進を開催しているが、すべて異なる程度の暴力事件をもたらしたことを挙げ、今回申請している行進ルートも警察本部や高等法院などリスクの高い建築物があるため、一部参加者が暴力・破壊行為を行う可能性があると判断した。民間人権陣線は上訴すると表明している。
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