金融統計機関ＩＨＳマークイットは３月３日、２０２２年２月の香港の購買担当者指数（ＰＭＩ）を発表した。３月４日付香港各紙によると、２月のＰＭＩは４２．９で、１月の４８．９から６ポイント下落。２０２０年４月以降で最大の下落幅となり、２カ月連続で下落した。リポートでは企業の生産量と受注量は２カ月連続で大幅に減少したと指摘。２月のビジネス環境は低迷し、経済マインドは昨年１月以降で最低となった。多くの企業は新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行悪化による不確定要素が劇化すると懸念しているという。ただしＩＨＳマークイットは香港の今年の域内総生産（ＧＤＰ）伸び率を２．３％と予測している。
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