駐在員の年平均コスト２１７万ドル

人材コンサルティング会社ＥＣＡインターナショナルはこのほど、海外駐在員の生活コストに関する調査結果を発表した。

５月２２日の香港メディアによると、同社は海外駐在員の給与・福利・税務コストを把握するため１６０カ国・地域で計２８０社余り計１万人余りの駐在員の給与情報を調査。昨年香港に派遣された中間管理職の現金報酬は平均約６８万ドルで、福利・税務コストを加えると２１７万ドル余りに達することが分かった。前年に比べて約４万７０００ドル増加。世界ランキングでは６位で、前年より１ランク後退した。

アジアでは日本、中国本土、インドに次ぐ４位。シンガポールは９位となっている。香港駐在員の福利コストは主に住宅、教育、交通のコストが高いためと分析している。

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