今年4月からこれまでに郊外の墓地で骨壺が壊される事件が12件起きていることが分かった。11月14日の香港メディアが伝えた香港警察の統計によると、場所は打鼓嶺、元朗、屯門、大埔、西貢、大嶼山など、いずれも新界地区だ。明らかに誰かによって破壊された形跡があり、被害に遭った骨壺は160個に上る。骨壷はご先祖様のお墓のそばに安置されていたもので、壺の中には遺骨以外には何も入っておらず、今のところ埋葬品などの盗難被害はないという。警察では、特定の姓や一族、特定の地域を狙った嫌がらせ行為ではないと見ているが、付近住民による紛争や衝突などがなかったかどうか調べている。

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