オミクロン流行が市中で広がる中、状況は政界にまで蔓延している。１月７日付香港各紙によると、全国人民代表大会（全人代）香港代表の洪為民氏（前海管理局香港事務連絡官）が３日に開催した約１００人の誕生日会の出席者の１人が初歩的に感染が確認された。この出席者は厰商会青年委員会委員の王詩雅氏で、彼女の母親はキャセイパシフィック航空の客室乗務員集団感染の感染者の母親の友人。誕生日会の出席者のうち少なくとも１０人余りは政府高官と立法会議員で、民政事務局の徐英偉・局長、発展局局長政治補佐の馮英倫氏が含まれている。林鄭月娥・行政長官は６日夜に記者会見を行い、多くの官僚が大規模な集まりに出席したことに失望を表明。内部調査によると、ほかに財経事務及庫務局の許正宇・局長、警務処の蕭沢頤・処長、入境処の区嘉宏・処長らが出席していたという。立法会議員では民主建港協進連盟（民建連）の陳仲尼氏、科学技術イノベーション界選出の邱逹根氏、香港経済民生連盟（経民連）の陸瀚民氏、新民党の黎棟国氏の少なくとも４人が出席。陳氏は王氏に１５秒ほど接触しており、立法会議事堂では全面的な消毒が行われた。
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