香港衆志の黄之鋒・元秘書長と社会運動家の古思堯氏が2019年10月に「マスク禁止法」反対デモに参加したことで起訴された件で判決が下された。4月13日の香港メディアによると、2人は明白に分かっていながら許可を受けていない集結に参加した罪と、黄氏は「マスク禁止法」に違反した罪で起訴された。東区裁判法院(地裁)は13日、黄氏に禁固4カ月、古氏に禁固5カ月の量刑を下した。裁判官は周庭氏の警察本部包囲事件を挙げ、同事件の規模とレベルは本件よりはるかに深刻であると指摘。違法集結への参加の罪は6カ月を量刑の起点とするが、黄氏は罪を認めたことから4カ月に減刑された。

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