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香港―政治

黄之鋒氏が台湾訪問、民進党と会談

香港衆志の黄之鋒・秘書長は9月3日、立法会の朱凱迪・議員、香港専上学生連会(学連)の●敖暉・元副秘書長とともに台湾を訪れた。

同日の香港メディアによると、黄氏らは時代力量の立法院議員と会談したほか、民進党の卓栄泰・主席らと非公開会談を行い、その後に台北から台中に向かい対談イベントに出席する。黄氏は桃園空港に到着した際、「10月1日までに台湾の友人からさらに大きな支援を獲得したい。今日の台湾は明日の香港」「逃亡犯条例の改正が撤回されるか、香港警察が引き続き暴力で香港市民に対処するか、香港が民主選挙をできるか」の3つは習近平・国家主席が決めることと」などと述べた。

また3日付『環球時報』は社説で黄氏と学連の周永康・元秘書長を名指しで「乱港分子」と非難した。2人が先に『ニューヨークタイムス』に寄稿し、米議会で「香港人権および民主法」を可決し香港事務に干渉する中国官僚を処罰する権限を米大統領に与えるよう要求したことを挙げ「新世代の売国奴に香港は破壊しきれず、自分の人生を破壊するだけ」と批判。「中国の命運はワシントンの手中にはなく、ワシントンに中国をコントロールする余地はない」と述べたほか、黄氏には根本的にこの大きな碁盤が見えていないと指摘した。

【●=山かんむりに今】

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