精品酒店集団(Yulan Group) の馬桂烽CEOは傘下のホテル、雅格酒店(the Arca)が7月8日に正式オープンしたと発表した。5月半ばに始まった試験営業からこれまでの平均客室稼働率は38%で、そのうちStaycationか65%を占める。馬CEOは傘下のもう一つのホテル、翡格酒店(the Figo)の現時点の平均客室稼働率が8割であることから、the Arcaも正式開業後は8~9割に達すると予想している。試業営業中のデータによると、Staycation以外では27%が長期滞在、8%がペットを連れて滞在できるプランを利用している。ホテルの立地は黃竹坑。MTR南港島線の開通によってこのエリアは大きな発展が見込まれ、多くの観光客を取り込めるとみている。馬CEOは「黄竹坑は近年、多くのオフィスビルか林立し、ビジネス活動の需要が高まっている。近くには海洋公園があり、中国本土との出入境か再開すれば観光客の宿泊が増える。その際には宿泊料を引き上げて多くの利益がもたらされるので、3~7年で収支は均衡するだろう」と述べた。
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