壱伝媒集団(ネクストメディア)の創業者である黎智英(ジミー・ライ)氏が香港版国家安全法の外国勢力との結託に抵触した事件の公判が12月1日に始まる。11月15日の香港メディアによると、特区政府律政司は黎氏が英国御用弁護士のティモシー・ウィン・オーウェン氏を香港に招いて弁護を委任することに反対している。だが高等法院(高等裁判所)の潘兆初・首席判事と上訴庭はともに「経験豊富で著名な海外の刑事・人権法専門家が本件に参加するのは公衆の利益にかなっており、『国家安全法』法理学の公正な発展の一助となる」との認識を示してオーウェン氏による弁護を承認した。オーウェン氏は今週来港する。一方、律政司はすでに終審法院(最高裁判所)に上訴許可の申請を提出した。

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