壱伝媒集団の創業者である黎智英(ジミー・ライ)氏の外国勢力との共謀罪裁判は156日間の審理を経て12月15日に判決が下される見込みだ。同日の香港メディアによると、この事件は香港版国家安全法施行後、外国勢力との共謀罪をめぐる初の裁判となる。第一被告の黎被告と『りんご日』報傘下の3社は「扇動的な出版物の発行共謀」と「外国勢力または外部勢力との共謀」の罪で起訴されている。また黎被告自身も「外国勢力または外部勢力との共謀」の罪で起訴されている。
検察側の冒頭陳述によると、黎被告はこの事件の首謀者であり、メディアをプラットフォームとして中央政府と香港特区政府への憎悪を煽動していたとされている。『りんご日報』は161件の扇動記事を掲載。その内容は、世論操作、街頭での抗議活動の扇動、暴力的なデモの推奨などであった。このうち85件は国家安全法施行後に掲載され、うち31件は外国への制裁要請に関するものであった。検察はまた、黎氏が逮捕後も『りんご日報』の幹部に対し、自身の逮捕を一面で報じるなど、扇動記事の掲載を指示し続けていたと非難した。
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