ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気シリーズの最新作『007ノータイム・トゥダイ（No Time To Die／007 生死有時）』がいよいよ香港で公開となった（日本公開は１０月１日）。同作は主演のダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品としても注目を集めており、当初は２０２０年公開予定だったが新型コロナウイルスの世界的な流行により延期されていた。香港では通常の２Ｄ版のほか、３Ｄー４Ｘ版やＩＭＡＸ版など１１種の異なるバージョンが上映されるので人気を呼んでいるが、スクリーンも異なるためチケットを取る時は映画館選びに注意したい。監督はキャリー・フクナガ、出演はナオミ・ハリスほか。物語は現役を退いたボンドがジャマイカで平和なリタイアメントライフを送っていたところから始まる。ある日、旧友フィネアスリックス・ライターが、助けを求めて彼の元にやって来る。ボンドは、誘拐された科学者を救うため、再び過激なミッションを引き受けることになってしまう。そして彼は、世界に脅威をもたらす最新技術を持つ黒幕との戦いに巻き込まれていくのだった。
（写真と資料提供・Universal Pictures HK）
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