香港の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が緩和したことから政府は5月1日から香港に駐機するフライトクルーの検疫規定を緩和する。4月30日付香港各紙によると、香港の旅客機クルーは海外から香港に戻った後、指定検疫ホテルでの検疫期間を3日に短縮、貨物機クルーは検疫免除とする。医学観察期間はリストバンドを着ける必要はない。海外パイロットのように香港に短期滞在し市中に入らないクルーは閉鎖式措置を採用し、香港を離れるまで専用のルートと交通機関で空港と指定空港ホテルを往復する。指定空港ホテルは国泰逸泰居と香港天際万豪酒店の2軒で、国泰逸泰居はキャセイパシフィック航空のクルー、香港天際万豪酒店はキャセイ以外のクルーを受け入れる。
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