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香港―経済

10月の航空貨物取扱量は24%減

香港空港管理局(AAHK)は11月11日、香港国際空港の2022年10月の利用統計を発表した。10月の旅客数は前年同月に比べ447・9%増の延べ75万5000人だった。これは2019年のコロナ禍前の水準の約13%だという。旅客数が増加したのは検疫緩和によって、香港居民、来港者の空港利用が増えたためだ。中でも旅客の東南アジアとの往来が目立った。離着陸数は同10・2%減の1万2575便だった。10月の航空貨物取扱量は同23・9%減の35万1000トン。貨物取扱量が減少したのは、世界経済の先行きが不透明なことに加え、地政学的緊張が続いていることと、世界的なコロナショックによるグローバルサプライチェーンへの影響だ。輸出貨物は同26・0%減少、輸入貨物も同29・0%減少した。貨物量全体では、減り幅が最も目立ったのは北米向け貨物だった。

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