新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームが開始されて約2週間が経過した。3月10日の香港メディアによると、政府発表では9日午後8時までの24時間で約8700人が科興生物のワクチンの初回接種を受け、そのうち約5500人が8つのコミュニティー接種センターで、約2800人が民間クリニックで接種を受けた。9日の8つのコミュニティー接種センターでの全体の接種率は64%だった。また政府の発表によると、累計で約11万3500人がワクチンの初回接種を受けており、そのうち約11万500人が科興生物のワクチンを、約3000人が上海復星/バイオNテックのワクチン「復必泰」の接種を受けた。8日にはコミュニティー接種センターで接種した23歳から74歳までの計7人が不調を訴え入院した。症状は、血圧の上昇、息切れ、胸の痛み、手足の脱力感やめまい、腕の麻痺、皮膚の発疹など。4人が科興、3人が復必泰のワクチンを接種した。
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