香港空港管理局(AAHK)は12月15日、香港国際空港の2022年11月の利用統計を発表した。11月の旅客数は前年同月に比べ769・6%増の延べ105万人だった。旅客数が増加したのは検疫緩和によって、香港居民、来港者の空港利用が増えたためだ。中でも東南アジア、日本との往来が目立った。離着陸数は同8・3%減の1万3645便だった。11月の航空貨物取扱量は同25・9%減の35万4000トン。貨物取扱量が減少したのは、世界経済の先行きが不透明なことに加え、地政学的緊張が続いていることと、世界的なコロナショックによるグローバルサプライチェーンへの影響だ。輸出貨物と輸入貨物ともに減少した。貨物量全体では、減り幅が最も目立ったのは北米と欧州向け貨物だった。

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