特区政府統計処が12月21日に発表した2021年11月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比1・8%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・2%で、10月の1・1%より高かった。基本物価上昇率が上昇した主な原因は、電気料金と野菜の価格の上げ幅が拡大したことと、情報・通信サービス費用の下げ幅が狭まったことによる。CPI伸び率は項目別では、電気、水道・光熱費が前年同期比31・1%、衣類・履物が同6・7%、交通費が同5・3%、外食とテークアウトが同2・5%、食品(外食含まず)が同1・9%、耐久消費財が同1・8%、その他サービスが同1・1%、それぞれ上昇した。一方、その他商品が同1・0%、酒とたばこが同0・6%、住宅が同0・6%、それぞれ下降した。
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