天文台によれば、今年12月は雨が少なく乾燥した1カ月だったという。1月3日付政府公報によると、華南沿岸部の下層大気の水分が少なかったため、例年よりも乾燥が続いた。降水量も月間を通じて微量で、1884年の観測開始以降、降水量がほんのわずかだった12月は11回あるが、24年12月はそのうちのひとつだという。12月10・11日は北東モンスーンが弱まり晴れ間が出て、暖かい1日となった。天文台の観測地点で12月11日午後の気温は最高25・2度まで上昇し、月内で最高を記録した。一方、12月20日朝には月内で最低となる11・9度まで下降。晴天の下、12月19日から21日にかけて冷え込み、朝の新界の気温は市街地に比べてかなり低くなった。月平均気温は18・5度で、12月の平年値18・2度を0・3度上回った。

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