特区政府医務衛生局の盧寵茂・局長は7月11日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況の記者会見で、在宅隔離の際に電子リストバンド着用を義務付けることなどを発表した。同日の香港メディアによると、現在の感染者は大部分が在宅検疫の期間に発見されることから、当局は15日から在宅隔離が必要な人は電子リストバンドを着用し、対象者が隔離場所を離れないことを確保するという。また「安心出行」は実名登録制に転換後、PCR検査の結果が陽性となった市民はスマホアプリのQRコードは赤、検疫中の市民は黄色となる。赤の人は特別な場所またはマスクを外していいなどの高リスクな場所には入れないようにし、他の市民に感染するのを防ぐ。立法会の陳凱欣・議員は、市民が黄色または赤のコードになった場合は飲食店、ショッピングモール、街市などには入れなくなるとの見込みを示した。
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