特区政府食物及衛生局は9月13日、全市民対象の新型コロナウイルス(COVID―19)無料検査スキームの状況について発表した。同日の香港メディアによると、同日午前8時から午後8時までに約5万3000人が検査センターで検査を行った。1日から始まった同スキームにより検査を完了した市民は累計171万9000人で、うち166万7000人のサンプルが核酸増幅検査を完了した。無料検査スキームを通じて確認された感染者については特区政府衛生防護中心が発表する。8月29日から始まった同検査スキームのネット予約では9月13日午後8時までに累計136万1000人が検査予約を行った。これまでに292件の個人情報が他人によって予約登録されたとの通報を受け、調査によって159件が他人によって個人情報を盗用されたことが分かり、すでに警察が処理に当たっている。検査は14日で終了する。公務員事務局の聶徳権・局長はすでに23人の感染者が検査を通じて確認されたことを挙げ、最終的に陽性比率が低ければウイルス流行は大幅に緩和したことが証明されると指摘した。

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