香港政府観光局(HKTB)は12月1日、2024年10月の観光統計を発表した。同日付プレスリリースによると、10月の来港者数は延べ409万54人で、前年同月に比べ18・3%増加した。10月の来港者のうち中国本土からの旅行者は同16・2%増の延べ313万8319人。本土以外の国・地域からの旅行者は同25・5%増の延べ95万1735人。このうち、マカオも含む短距離市場は同23・1%増の延べ58万372人。長距離市場は同27・7%増の延べ30万9023人。新市場は同38・7%増の延べ6万340人だった。
一方、1~10月の来港者数は前年同期比37・0%増の延べ74万5598人に達した。 うち中国本土からの旅行者は同32・8%増の延べ65万2755人。本土以外の国・地域からの旅行者は同53・5%増の延べ9万2843人だった。特に東南アジア市場の旅客数増加が目立ち、コロナ禍による来港者数の落ち込みからの回復速度は最も早かった。旅客総数は230万人を超え、コロナ前の約95%の水準に達した。中でもフィリピンが回復速度が最も速く、旅客数は2018年通年の93人を上回る勢いの92万人、回復具合は127%に達した。

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