中国税関統計によると、1~7月の中国の貨物貿易輸出入総額は24兆8300億元で、前年同期比6.2%増えた。うち輸出額が14兆2600億元で6.7%増え、輸入額が10兆5700億元で5.4%増えた。一般貿易輸出入額は16兆800億元で4.9%増え、貿易総額の64.7%を占め、加工貿易の輸出入額は4兆3300億元で3.2%増え、17.4%を占めた。また、保税物流での輸出入は3.5兆元で16.9%増えた。
アセアン、EU、米国、韓国への輸出入率は増えた。アセアンは中国の最大貿易相手国として輸出入額は3兆9200億元で10.5%増え、貿易総額の15.8%を占めた。EU、米国、韓国は中国の第2、第3、第4の貿易相手国であった。うち中国とEUの輸出入額は3兆2200億元で0.4%増え、貿易総額の13%を占めた。同期、「一帯一路」共同建設国に対する輸出入額は11兆7200億元で7.1%増えた。
民間企業は輸出入額が13兆6700億元で10.9%増え、貿易総額の55.1%を占め、前年同期比2.3%増えた。同期、外資企業の輸出入額は7兆2800億元で1%増え、貿易総額の29.3%を占めた。電気機械製品は総輸出の6割近くを占め、うち自働データ処理設備とその部品、集積回路、自働車の輸出率は増え、電気機械製品の輸出額は8.41兆元で8.3%増え、輸出総額の59%を占めた。
税関総署統計分析司司長の呂大良氏によると、1~7月の輸出入規模は過去同期最高を更新し、7月の輸出入率は前年同期比、前期比共に増え、前年同期比は4カ月連続で5%以上増えた。

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