香港で４月１７日、海外から流入した新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）の感染者４人にＮ５０１Ｙ変異種ウイルス株が確認された。１８日付香港各紙によると、１７日までに２２１人の変異種ウイルス感染が確認され、うち９３人は英国変異種、２７人は南アフリカ変異種となっている。科興生物のワクチンはまだ変異種ウイルスに対する効用の報告書が提出されていないが、医学会伝染病顧問の曽祈殷・連席主席は、チリで最近発表された研究報告で中国の科興生物のワクチンの有効率は６７％となっていることを紹介。チリでは変異種ウイルスが確認されているため、香港もこのデータを参考にできると指摘し、香港市民に早めのワクチン接種を呼びかけた。バイオＮテックのワクチンは３月に報告を提出しており、英国とブラジルの変異種Ｎ５０１Ｙに対して８０％の有効率となっている。
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