香港金融管理局(HKMA)は3月31日、2025年2月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、2月の認可機関の総預金残高は前月比で1.3%増、うち香港ドル預金は1.2%増、外貨預金は0.6%増。1~2月の総預金残高は前年同期比で2.7%増、香港ドル預金は3.4%増だった。香港の人民元預金は2月に4.9%増、2月末現在で1兆353億元。越境貿易決済の人民元取引総額は2月に1兆641億元に上り、1月の1兆3774億元より減少した。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。

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