特区政府統計処が3月21日に発表した2022年2月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比1・6%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・6%で、1月の1・2%より高かった。基本物価上昇率が上昇した主な原因は、生鮮野菜の価格が上昇したことによる。昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。両月を合算し旧正月時期の影響を除いたCPI伸び率は前年同期比1・4%上昇、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・5%だった。今年2月のCPI伸び率は項目別では、衣類・履物が同8・0%、交通費が前年同期比7・0%、外食とテークアウトが同3・0%、耐久消費財が同2・0%、食品(外食含まず)が同4・5%、その他サービスが同1・2%、酒とたばこが同1・1%、その他商品が同0・1%、それぞれ上昇した。一方、電気、水道・光熱費が同2・7%、住宅が同0・3%、それぞれ下降した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。