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香港―社会

2020年パンチラスポット公表

民主建港協進連盟(民建連)婦女事務委員会は6月22日、盗撮被害が起きやすい「走光黒点(パンチラスポット)」を公表した。

同日付香港各紙によると、民建連は香港域内の建物を調査しブラックリストを作成しており、10年目となる今回は新たに10カ所が公表された。リストには、添馬公園(タマール広場)、尖沙咀のショッピングモール「K11 MUSEA」、海洋中心(オーシャンセンター)、九龍湾の徳福広場(テルフォートプラザ)2期、北角の華匯中心(チャイナユナイテッドセンター)商場、MTR南昌(ナムチョン)駅、柯士甸(オースティン)駅、西九龍の圓方(エレメンツ)内のスターバックスなどが含まれている。

このうち多くがベルトの下が透明なガラスになっているエスカレーターや階段、ガラス製の欄干だ。一方、民建連ではコーズウェイベイのショッピングモール「皇室●(ウィンザーハウス)」内のベビールームについて、授乳する母親が利用するには不安だと指摘。ドアが半透明の擦りガラスであることや、ドア枠の金属部分が反射すること、手が一本入るくらいのドアの隙間によってのぞき見や盗撮される可能性があるという。

また、アドミラルティーの中信大廈(CITICタワー)の床板については、反射が強く、ミニスカートやショートパンツを履いた女性の下着が見えやすいとの問題点を挙げた。民建連では該当の建物について改善を要求するとともに注意を喚起している。

【●=保の下に土】

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