特区政府統計処が１１月２１日に発表した２０２４年１０月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年同月比１・４％上昇した。９月の伸び率２・２％より低かった。伸び幅が小さくなったのは主に、不動産税の減免と２０２３年第３四半期（２０２３年7月から9月）に支払われる追加の公共住宅家賃の免除による低ベース効果が今年１０月中に消失したため。また、政府の一過性の措置による影響を除いたＣＰＩ伸び率（基本物価上昇率）は１・２％で、９月の伸び率０・９％より高かった。伸び幅が大きくなったのは、公共住宅の家賃引き上げによる。１０月のＣＰＩ伸び率は項目別では、酒とたばこが前年同月比２１・８％、水道・電気・ガスなど光熱費が同８・５％、住宅が同１・０％、交通費が同２・８％、その他サービスが同１・９％、外食とテークアウトが同１・７％、その他商品が同１・６％、それぞれ上昇した。一方、衣類・履物が同１・４％、耐久消費財が同０・７％、、食品（外食含まず）が同０・５％、それぞれ下降した。
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