香港空港管理局(AAHK)は4月14日、香港国際空港の2022年3月の利用統計を発表した。3月の旅客数は同61・3%増の延べ9万4000人だった。旅客数はコロナ禍が始まる前の2019年以前の水準にはほど遠いものの、旅客数が増加したのは主に香港市民の海外渡航が増えたことによる。中でも中国本土や東南アジアへ向かう旅客の増加が目立った。3月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ11・4%減の35万2000トン。貨物取扱量が減少したのは新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大により航空便数が減ったため。中でも輸出と輸入が影響を受け、減り幅は二桁に達した。貨物量全体では、減り幅が最も目立ったのは北米と欧州向け貨物だった。離着陸数は同7.3%減の9800便だった。

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