特区政府統計処が４月２３日に発表した２０２５年３月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年同月比１・４％上昇した。１～２月を合計した伸び率１・７％よりも低かった。また、政府の一過性の措置による影響を除いたＣＰＩ伸び率（基本物価上昇率）は１・０％で、１～２月を合計した伸び率１・３％よりも低かった。ＣＰＩの伸び幅が狭くなったのは主に、交通費と旅行費用が下がったことによる。３月のＣＰＩ伸び率は項目別では、水道・電気・ガスなど光熱費が同１４・０％、酒とたばこが前年同月比４・４％、交通費が同１・７％、住宅が同１・７％、外食とテークアウトが同１・３％、その他商品が同１・０％、その他サービスが同１・０％、それぞれ上昇した。一方、衣類・履物が同２・８％、食品（外食含まず）が同１・５％、耐久消費財が同０・５％、それぞれ下落した。
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