特区政府統計処が４月２２日に発表した２０２２年３月の消費者物価指数（ＣＰＩ）伸び率は前年同月比１・７％上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたＣＰＩ伸び率（基本物価上昇率）は１・７％で、１月と２月を合算した平均の１・５％より高かった（昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年１月と２月の統計を合わせて分析したため）。３月の基本物価上昇率が上昇した主な原因は、生鮮野菜の価格が上昇したことによる。３月のＣＰＩ伸び率は項目別では、食品（外食含まず）が同７・６％、交通費が前年同期比４・９％、衣類・履物が同４・３％、外食とテークアウトが同２・７％、耐久消費財が同１・１％、その他サービスが同０・９％、その他商品が同０・６％、それぞれ上昇した。一方、電気、水道・光熱費が同２・０％、住宅が同０・１％、それぞれ下降した。酒とたばこは前年同期と同じだった。
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