37年前に起きた殺人事件の容疑者として国際手配されていた男が逃亡先のタイで見つかった。2月5日付政府広報によると香港警察は同日、不法滞在を理由にタイから国外追放され身柄を送還された62歳の中国籍の男を香港国際空港で逮捕した。事件が起きたのは1989年8月31日のこと。海岸で砂利の山に埋められている25歳(当時)の中国人男性の遺体が発見された。頭、両手、両足はナイロンロープとテープでしばられており、法医学的鑑定の結果、頭蓋骨骨折、頭蓋骨内部の損傷、窒息によって死亡したことが分かった。
その後、警察は容疑者4人を特定。事件当日と翌日に2人を逮捕し、2000年にもう1人を逮捕した。いずれも男で、当時19歳から35歳。そのうち1人は殺人罪で終身刑を宣告され、もう1人は過失致死罪で懲役8年の判決を受けたが、残りの1人は無罪となった。しかし4人目の容疑者は事件の翌日、香港から不法に逃亡していた。それが今回の逮捕者だ。捜査の結果、男はバンコクで偽名を使って潜伏していたことが判明し、香港はタイ当局に協力を要請。タイ当局は昨年12月に容疑者の居場所を香港に通報し、2月2日に逮捕した。身分証明書類は発見されず、30年以上にわたりタイに不法滞在していたのだという。
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